大企業で新規プロジェクトを立ち上げるときの注意点や、成功させるためにするべきことをご紹介します。
大企業で、PM(プロジェクトマネージャー)などの役割を担っている方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
大企業における新規プロジェクトとは
大企業が新規プロジェクト・新規事業を立ち上げようとすると、おのずと世間の注目を集めます。
時にはメディアに取り上げられ、大きな話題となることも。
プロジェクトの規模も必然的に大きなものとなるため、社内、社外を問わず、多くの人員が関わることになります。
大企業は人員のリソースも豊富で、専門的な知識やスキルを持った人材も数多くいるので、他に類をみない新しいプロジェクト・事業を展開することが可能です。
しかし、大企業における新規プロジェクトの立ち上げは、中小企業にはない難しさがあるといいます。
初期の段階から多くの人の目に触れるプロジェクトであり、社会的な影響も大きいことから、大企業で新規プロジェクトに関わる人員には、失敗できないというプレッシャーがかかるかもしれません。
また、大企業であればあるほど、社会的な責任も伴います。
新規プロジェクトの大きな目標は「利益の追及」になりますが、社会貢献や環境保護などの社会的責任も考慮する必要があるのです。
PMBOK(ピンボック)について
PMBOK(Project Management Body Knowledge)とはプロジェクトマネジメントに関する手法やノウハウをまとめた知識体系です。
プロジェクトマネジメントの普及拡大を目的としたアメリカの非営利団体「PMI」より発行されており、日本でもガイドブックが出版されています。
PMBOKは現在では、プロジェクトマネジメントの世界標準となっており、大企業で新規プロジェクトを立ち上げる際、欠かせない知識となっています。
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大企業における新規プロジェクトの注意点
大企業における新規プロジェクトにはいくつかの注意点があります。
主な注意点は以下のとおりです。
- PM(プロジェクトマネージャー)の人選
- 市場のニーズを読む
- 一時的に赤字になることも
詳しく見ていきましょう。
PM(プロジェクトマネージャー)の人選
大企業で新規事業を立ち上げるとなると、社内・社外問わず様々な人物が関わることになります。
プロジェクトのすべてをまとめるPM(プロジェクトマネージャー)の人選は特に重要です。
PMの選定が、新規プロジェクト・新規事業の土台作りの第一歩ともいえます。
PMには前述したPMBOKへの理解への深度が大切になるほか、物事の本質を見極める力やリーダーシップなど多くのスキルが求められます。
また、PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)も重要です。
PMOを置くことで、PMの負担を軽減することができます。
PMの業務を補佐するのがPMOの役割です。
特に大規模なプロジェクトの場合は、フォローしなくてはいけない範囲が大きく、PMの負担は大きくなりがちです。
また、新規プロジェクトの場合は、既存のプロジェクトとは違い、参考にできる情報も少なくなります。
時にはPMが間違った判断をすることも起こり得ます。
客観的・俯瞰的な立場からPMの業務をサポート・評価するPMOの設置は必須といえます。
市場のニーズを読む
市場のニーズは移り変わりが激しいものです。
市場に求められているサービスを牽引していくのも大企業の役割のひとつです。
常にアンテナを貼り、市場の動向を把握しておくことが大切です。
まだ他に同じサービスをおこなっている企業が少ない段階で新規事業を展開できれば、大きなチャンスとなります。
一時的に赤字になることも
利益をあげることを目的としているプロジェクトの場合でも、リリース後、一時的に赤字になってしまうケースもあります。
世界的な大企業でも、新事業のリリース後数年間は赤字で、その後大きな利益を得ているケースもあります。
特に、今までにない新しいことをはじめる場合は、赤字のリスクも出てくるでしょう。
計画の段階で、赤字になる可能性なども十分に考慮し、破綻しないためのプランを立てる必要があります。
赤字以外にもプロジェクトの実行にはどのようなリスクがあるのか、リスクアセスメントをしっかりとおこないましょう。
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新規プロジェクトを立ち上げる手順
いざ新規プロジェクトを立ち上げる際、どのような手順でおこなえば良いのでしょうか。
新規とはいえ、プロジェクトの立ち上げ方法は従来と大きくは違いません。
ただし、新規プロジェクトの場合は、想定外の出来事が起こることがあり得ますので、慎重に進めていってください。
プロジェクト憲章を作成する
新規プロジェクト・事業の最初のステップとして、プロジェクトの目標・ゴールを大まかに定義し、ステークホルダー(利害関係者)から賛同・承認を得る必要があります。
そのための手段として、プロジェクト憲章を作成します。
プロジェクト憲章とは、プロジェクトの主要な利害関係者から承認を得るために、目標・ゴール、スコープなどを記載したものです。
プロジェクトに関わるメンバーの選定
新規プロジェクトに関わるメンバーを選定します。
大企業のプロジェクトは、関わる人数が多くなるため、全てのメンバーを決めるのには時間がかかるので、早い段階で目星を付けるようにしておきましょう。
新規プロジェクトで目指すビジョンを共有できるような人材が望ましいです。
また、経験者をメンバーに加えておいたほうが良いでしょう。
新規プロジェクトの場合でも、類似した事案や、業務内容を経験している人材がいると、プロジェクトをスムーズに進めることができます。
大規模なプロジェクトでは、人員は他部署や社外にまで及ぶこともあります。
集められたメンバーが混乱しないよう、指示系統は明確にしておくことも大切です。
新規プロジェクトの計画書を作成する
新規プロジェクトの具体的な内容を決めて、計画を立てます。
抜けや漏れが生じないよう、PMBOKに沿って計画書を作成すると良いでしょう。
まずは、目標・ゴール(品質・コスト・納期)を定めます。
そしてプロジェクト完了までに必要なタスクを、作業分解構成図とも呼ばれるWBS(Work Breakdown Structure)などのフレームワークを使って細分化していきます。
他には、スコープや予算、納期、スケジュール、コミュニケーションルール、リスクアセスメントなどの項目を記載します。
大企業がおこなう新規プロジェクトは、計画書のページ数も膨大になります。
作成にも時間がかかることを考慮しておきましょう。
また、多くの人が目にするので、どの分野の人が見ても理解できるような内容にしておくことが大切です。
プロジェクトは計画書をもとに進行していくため、細部までしっかりと取り決めをおこない、漏れのないようにしましょう。
詳しいプロジェクト計画書の情報については、関連記事を参考にしてください。
計画書をもとにプロジェクトを進める
プロジェクト計画書が出来たら、プロジェクトにかかわるメンバー全員に周知します(一部の予算や機密情報などは全員に周知する必要はありません)。
そして記載されたスケジュールなどをもとに、プロジェクトを開始しましょう。
大規模プロジェクトの場合は、長期に渡ることも多く、途中で計画書通りにいかないことも出てくるかもしれません。
プロジェクトが稼働しだしたら、マイルストーンごとに進捗状況を確認し、遅れなどがあった場合は次のフェーズでリカバリーするようにしましょう。
プロジェクト計画書を書き換えることも起こり得るので、テンプレート化しておくと担当者が変わってもスムーズに動けます。
プロジェクトの振り返りをおこなう
成果物をクライアントへ提出してプロジェクトは終了しますが、プロジェクトの完了後、振り返りは必ずおこないましょう。
振り返りをすることで、プロジェクトは成功したのか失敗したのかを判断することができます。
細かい部分までしっかりと振り返ることで、今後また同じようなプロジェクトをおこなう際の課題を洗い出すことができます。
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新規プロジェクトを上手く管理するには
どのように新規プロジェクトの管理をすれば、プロジェクトを成功に導くことができるのでしょうか。
具体的な方法を解説いたします。
また、タスク管理には、Microsoft社のOutlookやOneNoteなどを活用するやり方もあります。
詳しくは関連記事を参考にしてください。
組織の体制を明確に
大規模プロジェクトの場合は、ステークホルダー(利害関係者)の数が多くなるため、指示系統が分かりにくくなってしまいがちです。
特に新規プロジェクトの場合は、今までとは体制が変更されていることも多く、誰に指示を出せば良いのか分からない、担当者がわからない、などといった不具合を防ぐためにも、組織の体制は明確にしておきましょう。
体制を調整・構築したら、組織体制図や役割表を作成します。
プロジェクト計画書に含むようにして、プロジェクトチーム全体に周知すると良いでしょう。
組織体制を明確にすることで、責任の所在も明らかになり、プロジェクトをスムーズに実行していくことができます。
コミュニケーションルールの設定
多くの人員が関わることになるため、コミュニケーションルールの設定は必ずしておきましょう。
プロジェクトを成功させるためには、コミュニケーションは欠かせないものです。
しかし、必要のないやりとりが発生し、コミュニケーションコストがかかってしまうことも。
コミュニケーションルールの具体的な項目は以下のとおりです。
- 会議体の定義
- メール(件名、共有先など)
- 議事録(担当者、期限など)
進捗状況の可視化
大企業のプロジェクトでは、全体の工数がかなり多くなるため、今どのタスクがどこまで進んでいるのか分かりにくくなってしまいます。
PMやリーダーが進捗を確認できていないと、納期の遅れなどのトラブルにつながります。
進捗状況を可視化するには、ガントチャートが便利です。
ガントチャートにはマイルストーンを設置することもできるので、特に長期のプロジェクトの場合はマイルストーンごとの進捗確認は欠かさないようにしましょう。
ガントチャートはGoogleスプレッドシートやExcel(エクセル)を使っても作ることができますが、Jootoなら、メンバーが個々にタスクカードへ入力するだけで自動的に作成できます。
プロジェクト管理ツールを活用しよう
多くの人員が関わる大規模新規プロジェクトの管理は、確認しなければいけないこと、やらなければいけないことがとても多く、PM(プロジェクトマネージャー)をはじめとした管理者の負担が大きくなります。
プロジェクト管理にはツールの活用をおすすめします。
タスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」は大規模プロジェクトの管理に向いています。
Jootoは、かんばん方式を採用しており、基本操作はドラッグ&ドロップのみとシンプルで使いやすいのが特徴です。
PCだけではなく、モバイルデバイスで利用することも可能です。
外部連携機能も充実しており、ChatworkやSlack、Googleカレンダーと連携して使うこともできます。
大規模なプロジェクトには変更が付きものですが、Jootoなら、編集された内容がすぐさまガントチャートなどに反映されます。
リアルタイムな状況を画面上だけで把握することができるので、PMの負担軽減にも役に立つツールです。
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既存のプランは、利用人数に応じて料金が変わるライセンス単位の料金体系ですが、タスク DXプランでは、定額の利用料金でライセンスは無制限となっています。
多くのライセンス数を必要とする大企業でも導入しやすい料金体系なのが特徴です。
大企業のプロジェクトには多くの組織・人員が関わりますが、そのすべてを「タスクDXプラン」でフォローすることができます。
「タスクDXプラン」は従来から法人向けに提供をしているビジネスプランの全機能が提供され、強固なセキュリティもそのまま適用されます。
多くのメンバーでプロジェクトを進行している場合、誰がどの情報を持っているのか分かりづらく、場合によってはビジネスチャットツールのさかのぼりなど、無駄な作業が増えているのが現状です。
Jootoでは、情報をストックすることで、情報を一元化することができ、個人がJootoへアクセスすることで、欲しい情報をすぐに取り出すことができます。
タスクごとにチャットができ、そのタスクについてのみのコメントを確認できるほか、資料などのファイルも添付できるため、非常に効率的です。
大企業で新規プロジェクトを立ち上げる際は、ぜひ「タスクDXプラン」の活用をご検討ください。
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