普段、仕事する際に何気なく使っている「タスク」という言葉、どのような意味を持っているかしっかり理解できていますか?
「実はタスクの意味がよくわかっていない」「プロジェクトとの違いが説明できない」という方に向けて、今回は「タスク」という言葉の正しい使い方と、プロジェクトと何が違うのかを解説します。
タスクとは?
「タスク」は英語だと「TASK」で、そのまま直訳すると「作業」「課題」「仕事」となります。もとはコンピューター用語で、「パソコンが行っている個々の作業のこと」「コンピューターが処理する仕事の最小単位」を意味します。
近年は、コンピューター用語というよりビジネス用語として広く「タスク」が使われるようになってきました。ビジネスの現場で使われる場合は、言葉の意味どおり、「作業」や「課題」と捉えていいでしょう。
また、複数の作業を同時並行で進めることを「マルチタスク」と表現することもあります。
プロジェクトとは?
では、プロジェクトとはどのような意味で使われている言葉なのでしょうか。一般的には、「ある目標を達成するために組織されたチームや計画内容」を指します。
普段の業務とは別に目的が発生し、その目的を達成するためにチームが編成された場合、目的を達成させるための計画自体を「プロジェクト」メンバーを「プロジェクトメンバー」と呼びます。
また、プロジェクトの進捗を管理することを「プロジェクトマネジメント」とも言います。
では、タスクとプロジェクトの違いは?
■ タスク ⇒ 最小単位ですぐに取り掛かれる作業や課題
■ プロジェクト ⇒ 最小単位の作業(タスク)が複数集まった大きな計画
「プロジェクト」という大きい単位の中に「タスク」という小さい単位があるイメージです。
実際、どのように使い分ければいいのか、具体例を交えながら見てみましょう。
具体例 : 会社忘年会の幹事を担当する場合
会社で催す忘年会は関わる人数が多く、大規模な計画=「プロジェクト」と言えます。忘年会を実施するためには、日時決め、会場の選定・予約など様々なプロセスをクリアしていく必要があります。
なので、プロジェクト名を「忘年会」とし、忘年会を無事遂行するために必要な「タスク(作業)」を洗い出していきます。タスクを洗い出す際、できる限り細かく、具体的に分類しましょう。
タスクの量が多い場合は、タスク管理ツールを使って「誰が」「いつまでに」「どのタスクを」終わらせるのか、明確にしておくと管理しやすく、計画もスムーズに進みやすいでしょう。
■ プロジェクト名:
忘年会
■ タスク:
・幹事メンバーを決める
・予算・日程を決める
・参加人数を確定する
・開催場所のリサーチ、予約手配をする
・当日の催し物・ゲームなど内容を決める
etc・・・
(タスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」のダッシュボードを使用)
まとめ
タスクとプロジェクトの違いについて、理解できたでしょうか。タスク、プロジェクトの言葉の意味を正しく理解して、ビジネスをスムーズに進めましょう。
タスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」は、「プロジェクトボード」に「タスク」を追加していくだけの、シンプルな操作で管理可能です。
タスクごとに期限や担当を決められる他、ガントチャート機能もあるので、厳密にスケジュールをこなさなければいけないプロジェクトにもお使いいただけます。
スマートなプロジェクト・タスク管理を実現したい方は、ぜひ一度Jootoを利用してみてはいかがでしょうか。
登録無料、1チーム4名までであれば全ての機能を無料でお使いいただけます。
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