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  ホーム > Jootoマガジン > 要件定義とは?決定までのプロセスや要件定義書について詳しく解説!
公開日:2026/02/13
最終更新日:2026/03/02
2月 13

要件定義とは?決定までのプロセスや要件定義書について詳しく解説!

要件定義の進め方を話し合うベンダー(vendor)と担当者の画像。要件定義とは、システム開発において発注者の要望を整理し、実装すべき機能の範囲や具体的な内容を理路整然と定めることで、プロジェクトの全体像を正確に把握し、その後の開発指針を構築するための重要な上流の工程。混同されやすい「基本設計」は後工程であり、要件定義で作った土台をもとに作成される文書。画面設計や帳票設計などを具体化する

Jootoアイコン この記事の概要

要件定義とは、システム開発で求められる条件の内容や意味を明確化し、実装に向けた計画へとつなげる工程です。
以下の流れで進められ、具体的に定義する項目にはプロジェクトの概要・目的、業務要件、機能要件、非機能要件、技術要件、制約要件があります。

  1. 業務要件のヒアリング
  2. システム要件の検討
  3. 要件定義書と実行計画の作成

要件定義を行う際、特にプロジェクトの成否を決めるポイントとなるのが「業務要件のヒアリング」です。
発注者自身も気付いていない要求を引き出し、実現可能な計画へと導く必要があります。

システムの開発やWEB制作の現場にいると「要件定義」や「要求定義」という言葉を耳にする機会もあるでしょう。
しかし、要件定義、要求定義について実は理解していない、という方も少なくありません。

システム開発プロジェクトにおいて「要件定義」は、プロジェクト成功の鍵を握る、重要な役割を担っています。

この記事では「要件定義」とは何か、決定までのプロセス、要件定義書の項目、失敗しないための進め方などについて説明していきます。
初心者の方にもわかりやすい内容になっています。
要件定義について知りたい方は、ぜひチェックしてください。

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目次

  • 要件定義とは?
    • 要件定義の目的と重要性
    • 要件定義と要求定義の違い
    • 要件定義と基本設計の違い
  • 要件定義の進め方
    • 業務要件のヒアリング
    • システム要件の検討
    • 要件定義書・実行計画の作成
  • 要件定義書で定義すべきもの
    • プロジェクトの概要
    • システム導入の目的
    • 業務要件
    • 機能要件
    • 非機能要件
    • 技術要件
    • 制約要件
  • システム開発の要件定義で求められるスキル
    • 発注者の意図を正確に汲み取るコミュニケーションスキル
    • 理想を現実に落とし込む総合判断力
    • 関係者間の齟齬を防ぐ言語化能力
  • 要件定義で失敗しないために
    • 業務要件のヒアリングは5W2Hを意識して行う
    • 現行システムの仕様を確認する
    • 基本設計の前に要件定義書の読み合わせを実施する
    • タスクの優先順位づけや役割分担を可視化する
    • スケジュール・ロードマップなどの情報を共有する
  • 要件定義を含むシステム開発プロジェクトにはJootoがおすすめ!
  • よくある質問

要件定義とは?

要件定義とは、求められる条件(要件)の内容や意味を、他と区別できるように明らかにする(定義)という意味の言葉で、システム開発の「目的」を明確にする作業のことを指します。
システム開発で実装する範囲や内容(システム要件)を決定するための開発工程のひとつです。

クライアントが求める要件や要求について、開発者側の視点からまとめるだけでなく、詳細に定義し、共有します。
正しい要件を定義することで、プロジェクトを成功へ導くことができます。

要件定義は「要求定義」「基本設計」と合わせて上流工程と呼ばれます。

経営層やユーザー企業、部門の達成したい目標や理想像を実現するために定め、開発範囲を明確にすることが要件定義決定のゴールです。

要件定義は、システム開発、WEB制作を受注するシステムエンジニアの役割となります。

要件定義の目的と重要性

要件定義の目的は、システム開発を円滑に進めるための「土台」を作ることです。
もしも要件が曖昧だったり不十分だったりすると、開発終盤での仕様変更や予期せぬ課題の発覚を招き、計画の遅延や追加費用の発生といったトラブルを避けることが難しくなります。
一方で、精度の高い要件定義は、発注者自身も気付いていない「潜在的な要求」を掘り起こし、期待を超える成果物の納品へとつながります。

プロジェクトを成功に導くためには、技術的な実装以上に、入口である要件定義に十分なリソースを割くことが重要です。

要件定義と要求定義の違い

「要件定義」と「要求定義」は混同されることも多い工程ですが、厳密には異なる目的・作業内容の工程です。
しかし、双方ともシステムのゴールを目指すという点においては、プロジェクトの成否を分ける重要なプロセスといえます。

要求定義とは、システム開発において、クライアントの希望を確認する工程です。
クライアントの希望、つまり「システム開発に求めるもの」をまとめる作業を指し、要求定義は要件定義の前工程として実施されます。

対して、要件定義は要求定義の内容を受けて、システム要件として落とし込む工程のことです。
予算や納期の関係で、すべての要求を叶えることはできないため、要求を整理して、本当に必要なもののみに絞り込みます。

要件定義がシステム部門(エンジニア)の作業範囲なのに対し、要求定義は、ユーザー企業・部門の役割となります。
とはいえ、ユーザー企業・部門は潜在的な要求を抱えていることが多く、しっかりとしたヒアリングを行い、ユーザー企業・部門の意図を汲み取る必要があります。

要求定義の段階でユーザーの希望を正しく把握できていないと、大きなトラブルや工程の遅延につながる可能性があるので、慎重に行いましょう。

要件定義と基本設計の違い

基本設計とは、要件定義の内容をもとに、開発すべきシステムを画面(UI)・出力ファイル、裏側の処理など、機能単位で分割し、機能ごとにどのような開発を行うのか決定する作業のことです。
要件定義の後工程として「基本設計」を行います。
システム開発の外部仕様を決める大切な工程です。
「機能一覧」や「ネットワーク構成図」といった基本設計での成果物をインプットとしてプロジェクトが進行していきます。

基本設計以降は、詳細設計、製造、テストと開発工程が下流へと進んでいきます。
一般的にクライアントとはシステムの完成イメージをすり合わせる最後のチャンスとなりますので、双方の認識に齟齬が起きないよう、綿密に打ち合わせを行いましょう。


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要件定義の進め方

要件定義を決定するまでのプロセスは、以下のステップで進められます。

  • 業務要件のヒアリング
  • システム要件の検討
  • 要件定義書・実行計画の作成

ここでは、要件定義の進め方について一つひとつのステップを詳しく見ていきましょう。

業務要件のヒアリング

上流工程の要件定義を進めるため、関係者に向けて現行システムやフローの課題や問題点を分析したドキュメントを提示したうえで、ヒアリングやアンケートで要求を洗い出す女性の画像。発注者の要望を知ることで、プロジェクトの方向性が決まる重要な工程。曖昧な部分のない明確な設計書の作成につながる。後工程でプロジェクトの迷走や要望が漏れるのを防ぎ、炎上案件に発展するリスクを減らす。潜在的な要求が分かるように、綿密なコミュニケーションが求められる

要件定義を決定するために、最初に行われるのがヒアリングです。
開発側がクライアントの潜在的な要求を掘り起こすことを目的として行います。
すでに要求定義が行われている場合は、さらに開発者側の視点を交えてヒアリングを行いましょう。

ヒアリングを行うには、クライアントの要望を聞き出し、意図を正確に把握するためのコミュニケーションスキルが必要になります。
すべてがクライアントの要望どおりに進められるわけではないので、実現可能か判断できるスキルも必要です。
不可能な要求はしっかり断ることができるよう、開発に関係する知識も求められます。

この段階で、内容のすり合わせをしっかりと行い仕様について合意しておくことで、仕様変更の頻発や、手戻りによるコスト超過やスケジュール遅延を防ぐことができるため、ヒアリングは非常に重要です。

システム要件の検討

ヒアリングで掘り起こした要求を細分化し、必要な機能を洗い出す作業を行い、システム化すべき要件を検討しましょう。
現状の問題点、課題などを掘り下げ、解決策を検討します。
すべての要求をシステム化できるわけではないので、開発側とクライアントの認識に齟齬がでないようにしましょう。

また、要求内容をもとにした機能要件だけではなく、性能やセキュリティなどの非機能要件の検討も忘れずに実施しましょう。
クライアントの関心は機能要件へ向きがちですが、運用の安定性や保守性の観点から非機能要件にも目を向け、意識的に検討することで、システムの満足度向上へもつながります。

要件定義書・実行計画の作成

要求定義の内容を明文化し、「要件定義書」として正確に落とし込むことも重要です。
「要件定義書」とは、発注者の要望を反映し、プロジェクトの概要や要件を理路整然とドキュメントとしてまとめた文書であり、開発における判断基準となります。
基本設計書と混同されがちですが、要件定義書をもとにシステムの具体的な構成を定めるのが設計工程の役割です。

標準的な書き方に沿ってシステム開発の要件定義書を作成しておくことで、開発メンバーと要件の共有をしやすくなり、プロジェクトをスムーズに進めることができます。
そして、システム要件をベースにどれくらいの工期や工数が必要になるのかを見積もりましょう。
プロジェクト発足時に想定していたスケジュールや、予算をオーバーしてしまうこともあります。
重要度や緊急度などで優先順位をつけながら対応範囲、スケジュール、予算などを定め、実行計画を策定しましょう。


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要件定義書で定義すべきもの

一般的に、要件定義は要件定義書という文書にまとめていきます。
ドキュメント化し、エビデンスとして残しておかないと後々に「言った、言わない」のトラブルになる可能性があるからです。
要件定義書をもとに、システムやWEBの設計を行いますので、要件定義の段階で関係者やユーザー、開発部門と合意をしておきます。

受託側は、ユーザーの要求に対してできないことはできないとハッキリさせておくことが大切です。
無理なオーダーを聞き入れてトラブルになった事例は決して少なくありません。

要件定義書はユーザー側も確認するため、開発の知識がない人も理解できるように専門用語は省いて作成しましょう。
システム開発の基盤になる要件定義書は、全体像から詳細まで、矛盾のないように作成することが大切です。

要件定義書で定義しておく内容は主に以下のとおりです。

  • プロジェクト概要
  • システム導入の目的
  • 業務要件(現行業務フロー・新業務フロー)
  • 機能要件
  • 非機能要件(セキュリティ要件)
  • 技術要件(インフラ要件)
  • 制約要件

詳しく解説します。

プロジェクトの概要

要件定義書においては、システム開発の背景や目的、および期待する効果を明確に定義することが重要です。

概要が不明瞭な場合、関係者間で共通認識がズレる原因となります。
明文化により関係者が目標を共有することで、システム開発の全工程で判断基準が統一され、プロジェクトを成功へと導く土台を築けます。

また、プロジェクト開始前に目標を言語化しておくことで、開発終盤での致命的な手戻りや予算超過を防ぐリスクヘッジとしても有効です。

システム導入の目的

要件定義書の「システム導入の目的」では、開発するシステムを通じて「最終的に何を成し遂げたいのか」という到達目標を具体化します。

新しいシステムを導入すること自体を目標にはせず、導入によって現場の課題がどう解決されるべきかを突き詰めることが重要です。
目的が明確であれば、開発の過程で本来のゴールから逸れることなく、優先順位を正しく判断することにもつながります。

業務要件

業務要件とは、システム化の対象となる業務の範囲や、一連の業務プロセスを明確にしたものです。
要件定義書では、まず「現状の業務(As-Is)」を可視化し、そのうえでシステム導入後の「新しい業務フロー(To-Be)」を定義します。

業務フローの可視化や定義では、チャート図を作成して視覚的に図示するとチームメンバーと共有しやすくなります。
文字だけでは伝わりにくい「誰が・どのタイミングで・何をするか」という一連の流れが明確化され、現場スタッフと開発チームとの間にある認識がズレるのを防ぐことが可能です。

機能要件

機能要件とは、「必ず実装すべき機能」のことで、システム化の要となる部分です。
機能要件はユーザーが「これができなくては困る」という直接的な希望と直結しやすいので、比較的簡単に決まると思います。

機能要件は「できて当たり前」の最低限のラインなので、機能要件を明確にすることでプロジェクト全体のスケジュールが大体決まります。

非機能要件

非機能要件とは、システムに実装される要件のうち、機能以外の「品質」に関する部分のことを指します。
具体的には、保守性・セキュリティ・可用性・動作速度・拡張性などが該当します。

機能要件がユーザーの直接的な要求を満たすものであるのに対し、非機能要件は「使い勝手」や「信頼性」を左右する要素です。
例えば、要望どおりの機能が備わっていても、画面表示が極端に遅かったりスマホ対応が不十分だったりすると、ユーザーの満足度は徐々に低下してしまいます。

非機能要件は、一見ユーザーからは認識されにくく、直接評価に結びつかないように思われがちです。
しかし、非機能要件が充実していることで、「サクサク動作する」「便利な機能がある」「サポートが充実している」といった高評価につながり、長期的な利用や継続した発注に結びつく可能性もあります。

非機能要件のなかでも「セキュリティ要件」は、システムを安全に運用するために欠かせない項目です。
機密情報を扱うシステムにおいて、情報漏洩やウイルス感染などの被害は致命的となります。
想定される攻撃手法に対してどのように防御し、リスクを最小限に抑えるか、開発の初期段階で要件を定めることは、システム構築のリスクヘッジとしても重要です。

技術要件

アジャイル開発の要件定義に必要なITインフラの画像。要件定義書で押さえるべき項目には、プロジェクトの概要・システム導入の目的・機能要件・非機能要件・技術要件・制約要件がある。機能要件で発注者の無理難題な要望を具体的な条件に落とし込むだけでなく、非機能要件では、システムの保守性や拡張性も考慮することが重要。納期や予算といった制約要件の定義が曖昧だったり、文書の書き方がおおまか過ぎたりすると、開発途中で大幅な仕様変更が必要になる可能性がある

技術要件とは、システム構築の土台となる環境を定義したものです。
具体的には、サーバーやネットワーク、データベース、SSL証明書などの「インフラ構成」がこれに該当し、システムの安定稼働を支える重要な役割を担います。

インフラは高性能のものほどコストが高くなるため、ユーザーの要望と予算のバランスを考慮し、メリット・デメリットを丁寧に伝えながら決定していくプロセスが欠かせません。
「なぜこれを選ぶのか」を事前に共有しておくことで、後工程や導入後の段階で「拡張性に課題がある」「維持費が想定より高い」といった不満やトラブルを未然に防げます。

制約要件

制約要件とは、プロジェクトを進めるうえでの制限やルールを定義したものです。
例えば、組織の方針、予算の上限、納期などが制約要件にあたります。

要件定義で制約要件を定めておかないと、開発途中で予算が不足したり納期が間に合わなくなったりと、プロジェクトの迷走につながる致命的なトラブルに発展しかねません。
事前に「何ができないのか」「どの範囲までなら可能なのか」という限界値を明確にすることで、関係者全員が現実的な目標に向かってプロジェクトを進められるようになります。


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システム開発の要件定義で求められるスキル

要件定義は、プロジェクトの成否が決まる重要な工程であり、リーダーや担当者のスキルが問われるプロセスです。
プロジェクトの成功につながる要件定義では、主に以下のスキルが求められます。

  • コミュニケーションスキル
  • 総合判断力
  • 言語化能力

プロジェクトを円滑に進めるために、要件定義では具体的にどのような能力が必要になるのかを解説します。

発注者の意図を正確に汲み取るコミュニケーションスキル

要件定義では、発注者の要望を正確に理解し、設計に反映するコミュニケーションスキルは不可欠です。
コミュニケーションが不十分だと、プロジェクトの方向性がズレるといったトラブルや発注者にとって期待はずれの成果物を招き、満足度が低下する原因になります。

また、技術的な制約上、実現が難しい無理難題に直面するケースも少なくありません。
その際、できない理由を丁寧かつ明確に説明し、最適な提案ができれば、プロジェクトの円滑な進行につながります。

理想を現実に落とし込む総合判断力

要件定義においては、発注者の現実的な開発レベルへ落とし込む作業が重要です。
技術的な実現可否はもちろん、予算や納期、運用保守や拡張性の観点など、多角的に検討して意思決定を下す総合判断力が欠かせません。

すべての要望を盛り込もうとすれば、プロジェクトの迷走や開発コストの肥大化、スケジュールの遅延を招き、結果として発注者からの信頼を損ねる恐れがあります。
全体の目標を見据え、優先順位を明確にしたうえで「本当に必要な機能」を正確に見極めることが、成功へとつながります。

関係者間の齟齬を防ぐ言語化能力

要件定義の最終的な成果物は、関係者全員が同じゴールを見据え、共通認識を持てるようまとめられた資料です。
発注者の曖昧な表現を具体的な仕様へと落とし込み、開発チームへ正確に伝えるスキルが求められます。

また、専門用語を噛み砕いて説明し、図解やチャートなどで可視化することで、関係者間の認識がズレるのを未然に防ぎます。
抽象的な概念を誰にでも伝わる形に変換する言語化能力は、手戻りのリスクを抑え、成果物の品質を担保するための基本です。

要件定義で失敗しないために

要件定義の工程では、どのようなことを意識しておくとよいのでしょうか。
後続の工程でトラブルにならないよう、要件定義で失敗しないために押さえるべきことを、具体的にご紹介します。

業務要件のヒアリングは5W2Hを意識して行う

ヒアリングやアンケートで出た要求を工程に落とし込むため、ダウンロードしたテンプレートを使用して作成したドキュメントや設計書を手元に用意し、関係者に向けたミーティングを開く担当者。難しい要望を叶えるために制約要件をすり合わせ、共通認識を深めることも重要。タスクの優先順位づけやリソースに合わせた柔軟な役割分担が求められる

要件定義で最初に行う業務要件のヒアリングは、最も重要な工程のひとつです。
5W2Hを意識することで、曖昧さがなくなり、ヒアリング精度が格段に向上します。
ヒアリングにおける5W2Hは下記のとおりです。

  • Why:なぜシステム化を行いたいのか、背景は?
  • What:課題、改善したいポイントは何か、何を実現したいのか
  • Where:要求を満たすための開発範囲
  • Who:システムの利用者は誰なのか、運用者は誰なのか
  • When:いつまでに開発が必要なのか
  • How:どのように要求・要件を実現するのか
  • How much:システムの実装に対し、いくらの予算を組むのか

業務ヒアリングを成功させるには、参加する関係者全員がIT技術に詳しいわけではないということを念頭に置き、専門用語はできるだけ用いず、サンプルを表示したり、フローチャートなどの図表を用いたりと、工夫することが大切です。

現行システムの仕様を確認する

システム開発の目的が現在の業務を改善したいという場合は特に、現行システムの確認が欠かせません。
稼働中のシステムに影響が出ないよう、入念な仕様調査を実施しましょう。

現行のシステムの足りない点や改善点などをはっきりさせておくことで、開発の方向性が明確になり、よりよいシステム開発を行うことができます。

また、まったく新しいシステムを作る場合であっても、現行の業務フローやシステムの確認は必須です。
ユーザーの理想とするシステム像の検討が先行してしまうと、必要な業務プロセスや機能に漏れや無駄が生じてしまうことがあります。
ユーザーの要求のみにとらわれず、全体を俯瞰して見るようにしましょう。

基本設計の前に要件定義書の読み合わせを実施する

一般的なプロジェクトでは要件定義を少人数のチームでこなし、設計工程からメンバーを増やすことが多いです。
要件定義を担当した会社とは別の会社が設計を担当するプロジェクトもあります。

作成した要件定義書を共有するだけではなく、関係者を集めて読み合わせを実施することで、最終的なすり合わせを行います。
その際、ただ、項目を読み上げるだけではなく、記載されていない背景や仕様検討の経緯なども合わせて説明することで、担当者間の業務知識、理解の溝を埋めることができます。

システムを導入したあとに業務フローがどのように変わるのか説明することも大切です。
大きな変更などがある場合は、フローチャートなどを用意しておくとイメージしやすくなるでしょう。

読み合わせを実施することで、要件定義書の不備を見つけることができ、前工程に戻るような手戻りを防げるため、ぜひ実施するようにしてください。

タスクの優先順位づけや役割分担を可視化する

要件定義を形骸化させないためには、タスクの優先順位と担当者の役割分担を明確にし、チーム全体で共有されている状態の構築が重要です。
優先順位を正しく付けることができていないと、限られたリソースが重要度の低い作業に分散され、納期遅延や品質低下を招く恐れがあります。

また、責任の所在を可視化してリアルタイムで把握できる環境を整えることで、担当者間の認識のズレも解消できます。
全体の流れと個々の役割を透明化させるプロセスが、プロジェクトの迷走を防いで成功へと導きます。

スケジュール・ロードマップなどの情報を共有する

プロジェクトをどのように進めていくのかロードマップを明確にし、開発チーム全員で共有しましょう。
スケジュール管理や、運用開始後の体制に関する計画も重要です。

また、要件定義で失敗しないためには、プロジェクトの管理も欠かせません。
すべての工程にスケジュールを立て、必要なタスクを漏れなく洗い出すことで、業務に遅れや漏れが生じないようにしなくてはいけません。
プロジェクト管理で用いる情報は常に最新の状態に更新して計画に反映させると、工程で遅れやトラブルが生じたときにもすぐに対応できます。
プロジェクトの管理には、タスク・プロジェクト管理ツールを使用すると便利です。


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要件定義を含むシステム開発プロジェクトにはJootoがおすすめ!

株式会社PR TIMSが提供するタスク・プロジェクト管理ツールJooto。Jootoはシンプルかつ高い機能性を持ち、プロジェクト管理の担当者を支援するサービス。要件定義や基本設計の工程をスムーズに進行し、プロジェクトを円滑に完了したいときに役立つ。特に、かんばん方式によるタスクの優先順位づけや管理に優れている

システム開発プロジェクトにおいて、要件定義は欠かせないプロセスのひとつだということがわかりました。
プロジェクトを成功させるためには、プロジェクト管理は欠かせません。

しかし、開発メンバー全員の現在進行中のタスクを確認し、スケジュールの調整を行うなどの業務は確認作業が大変で、PM(プロジェクトマネージャー)の大きな負担になります。

そこで、便利なタスク・プロジェクト管理ツールを使うことをおすすめします。

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誰でもすぐに使えるようになるため、ツールを使うための教育コストをかけることなく、システム開発に集中できます。

システム開発プロジェクトの成功のポイントのひとつに、情報の共有が挙げられます。
Jootoはタスクごとにチャットやファイルの共有ができるため、必要な情報がすぐに取り出せて効率よく業務に取り組むことができます。

期日や担当者などの情報を入力したタスクカードをもとに、ワンクリックでカンバンボードからガントチャートが自動作成されるため、リアルタイムでの進捗を確認することもできます。
Chartwork、Slack、Googleカレンダーとの連携できるところもうれしいポイントです!

要件定義を含む、システム開発プロジェクトを成功させるために、ぜひJootoをご検討ください。

よくある質問

システム開発における要件定義に関するよくある質問をピックアップし、それぞれ詳しく回答します。

要件定義とは?

要件定義とは、システム開発の上流工程で、発注者が求める曖昧な条件を具体的な機能や性能の仕様に落とし込み、全体像を文書化する工程です。
「何を作るか」というプロジェクトの根幹を決める作業であり、システム導入の目的や制約を整理して関係者間で共有する役割を担います。
要件定義が不十分だと認識のズレが起こり、納期遅延や要件の抜け漏れ、大幅な手戻りを招くリスクがあるため、プロジェクトの成否を決める重要なプロセスといえます。

要件定義の位置づけは?

要件定義はシステム開発の上流工程に位置付けられ、発注者の要望を言語化し、文書としてまとめる段階を指します。
「要求定義」と混同されがちですが、要件定義は要求定義のあとに行う工程であり、要求を具体的な要件として整理する点で異なります。
プロジェクトの目的や方向性、制約が決まる重要な工程で、後工程である基本設計書の作成にも大きく影響する作業です。

要件定義と基本設計の違いは?

要件定義と混同されやすい業務フローの一つ「基本設計」は、要件定義でまとめた機能要件や非機能要件を実際の設計に落とし込む工程です。
つまり、要件定義が「システムで何を実現するか」を決定するのに対し、基本設計は「どう構築するか」という具体的な仕様へ変換する作業です。
設計段階に入る前に、発注者の要望や予算、納期などの制約を整理し、実現可能な要件を定義しておくことで、基本設計のプロセスを円滑に進められるようになります。

要件定義の3要素は?

要件定義の主な要素は、業務フローを定義した「業務要件」、目標達成に求められる機能を具体化した「機能要件」、性能やセキュリティを決める「非機能要件」です。
その他にも、インフラを定義する技術要件やシステム開発上の制限事項である制約条件を定義し、プロジェクト全体の方針を明確にします。
要件定義で要件を言語化することで、開発途中の迷走や手戻りを防ぎ、システムの品質を担保する土台の構築につながります。

要件定義では何をすればいい?

要件定義を行う際は、主に以下の流れで進めます。

1.業務要件のヒアリング
2.システム要件の検討
3.要件定義書と実行計画の作成

プロジェクトの成否に関わる重要なポイントは、発注者からの要望をヒアリングするプロセスです。
潜在的な要求を引き出して全体像を把握しておくと、満足度の向上や要件が抜けるトラブルの防止につながります。

要件定義の進め方のコツは?

要件定義で失敗しない進め方のコツは、主に以下を押さえることです。

・業務要件のヒアリングは5W2Hを意識する
・現行システムの仕様、現行フローを確認する
・基本設計に進む前に要件定義書の読み合わせを行う
・スケジュールやロードマップなどを情報共有する

関係者全員が共通認識を持ってプロジェクトを進めることで、齟齬や誤解を減らし、完成後の満足度低下を防げます。

要件定義の「5W2H」とは?

要件定義の5W2Hとは、ヒアリングで押さえるべき以下の7つのポイントのことを指します。

・Why(背景):なぜシステムかしたいのか
・What(課題):何を実現したいのか
・Where(範囲):要求を満たすためにどこまで広げるか
・Who(責任の所在):システム利用者、運用者は誰か
・When(納期):いつまでに完了するか
・How(方法):どのように要求・要件を実現するか
・How much(コスト):システム実装の予算はいくらか

要件定義に必要なスキルは?

要件定義では発注者の意図を正確に汲み取り、実現可能な計画へと落とし込むために、以下のようなスキルが求められます。

・コミュニケーションスキル
・総合判断力
・言語化能力

特に、コミュニケーションが不十分なまま要件定義を進めてしまうと、プロジェクトの迷走や発注者の意図とズレるなどの問題点が発生する可能性があります。
要望の確認と実装可能かの明確な説明を丁寧に実施し、そのうえで優先順位づけや文書化を正確に行うことが重要です。

要件定義で気をつけることは?

要件定義を実施する際に気をつけたいことは、主に以下のとおりです。

・発注者自身も気付いていない要求が隠れていることがある
・現場を把握していないと要件定義の質が下がる
・上流工程で曖昧な部分を残したまま基本設計に入らない
・要件定義では要望を取り入れるだけでなく、実現可能性を重視する

システム開発では発注者自身が要望を言語化できてないケースもあるため、潜在的な要求を引き出し、実現可能な要件を整理して文書化することが求められます。

要件定義が不十分だとどうなる?

要件定義が不十分なままプロジェクトを進行させると、開発の途中で大幅な仕様変更が必要になり、現場が混乱に陥るリスクがあります。
また、発注者との認識のズレからの無理難題を断りきれず、プロジェクトに迷走することも少なくないトラブルです。
こうした不備は、最終的に納期遅延や想定外の追加費用の発生につながります。
品質低下によって顧客の信頼を損なうだけでなく、プロジェクトそのものの破綻を招くリスクがあるため、要件定義の段階での合意形成が不可欠です。

 

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