この記事の概要
NotebookLMとはGoogleが提供するAIリサーチツールで、無料版のほかに2つの料金プランがあります。
ChatGPTやGeminiなどに代表される一般的な生成AIとは異なり、ユーザーが提供した資料のみに基づいて回答を生成します。
主な機能は、以下の4つです。
- 情報の要約
- 質疑応答
- 情報のアップロード
- ノートブックの作成・編集
取り扱う情報量や利用形態、費用対効果などを考慮して適切なプランを選ぶことが大切です。
Googleが開発および提供するNotebookLMとは、ビジネスに役立つさまざまな機能を備えるAIリサーチツールで、無料版のほかに2つの料金プランがあります。
PDFやテキストファイル、Googleドキュメント、WEBサイト、音声ファイルなどの多様な形式のファイルを読み込み、それらの情報からAI技術によって要点を抽出し、まとめることができます。
読み込んだ情報に関して「資料の内容を300字で要約して」といったプロンプトを出せば、瞬時に回答が生成されます。
2025年にはモバイル版アプリもリリースされ、さらに便利に活用できるようになりました。
当記事では、NotebookLMの概要や料金プラン、注意点などを説明します。
タスク・プロジェクト管理を
シンプルにわかりやすく
Jootoはカンバン方式のタスク・プロジェクト管理ツールです。
直感的に使えるレイアウト、親しみやすいシンプルなデザインが特徴です。
まずは無料で体験してみる
目次
NotebookLMとは
NotebookLMとは、Googleが提供するAIリサーチツールです。
2025年のアップデートによって最新のGemini 2.5 Flashモデルが搭載され、高度な情報処理ができるツールへと進化しています。
ChatGPTに代表される一般的な生成AIは、インターネット上の情報を参照して回答を生成しますが、NotebookLMはユーザーが指定したPDFやテキストファイル、Googleドキュメント、WEBサイト、音声ファイルなどの内容に基づいて要点を抽出し、回答を生成します。
そのため、社内独自のマニュアルや規程、資料などを効率的に要約し、管理できることが特徴です。
Geminiとの違い
NotebookLMとGeminiは、どちらもGoogleが開発および提供するAIツールです。
NotebookLMは、ユーザーが提供した資料を情報源とし、その範囲のみに基づいて回答を生成します。
原則として、指定した資料以外のことを推論して回答を生成しないため、論文の要約や会議の文字起こしおよび議事録の作成などの用途に適しています。
これに対してGeminiは、ユーザーのプロンプトに対してインターネット上の情報や最新情報を幅広く参照して回答を生成します。
ユーザーが提供するソースだけでなく、学習した知識から回答を推論して生成することが可能なため、アイデアを生み出したり、企画・提案したりといった創造性が求められる業務に活用できます。
NotebookLMでできること

NotebookLMには多くの機能が搭載されています。
主な機能は、以下の4つです。
- 情報の要約
- 質疑応答
- 情報のアップロード
- ノートブックの作成・編集
それぞれについて詳しく解説します。
情報の要約
NotebookLMは情報処理能力が高く、大量のデータを瞬時に解析し、要約できます。
論文のように長文で難解な文書や、書籍のように情報量が多いデータでもすぐに分析できるため、全体像を把握するのに役立ちます。
また、検索機能を活用すればNotebookLMが過去に分析したデータに簡単にアクセス可能です。
長期間にわたるプロジェクトなどの際にも情報を効率的に管理できます。
質疑応答
NotebookLMのチャット画面でアップロードした資料に関する質問をすると、回答が自動で生成されます。
例えば、「この文章の要点を3つにまとめて」「競合であるA社とB社のサービスの特徴を教えて」といったプロンプトを出せば、速やかに回答が提示されます。
回答には根拠となる引用元も明記されるため、信頼性を担保できることも大きな特徴です。
情報のアップロード
NotebookLMはさまざまな形式の情報をアップロードできることが特徴です。
取り込んだ情報を分析し、データを生成する際に活用します。
NotebookLMが対応可能な主なファイル形式は、以下のとおりです。
- Googleドキュメント
- Googleスライド
- Googleスプレッドシート
- Word
- テキストファイル
- 音声ファイル
- WEBサイト
GoogleドキュメントやGoogleスライド、Googleスプレッドシートなどとシームレスに連携できます。
また、WEBサイトのURLをそのまま入力して情報を取り込むことも可能です。
ノートブックの作成・編集
NotebookLM上でオリジナルのノートを作成し、保存および編集ができます。
ノートブックごとに関連する資料や質疑応答の結果も保存できるため、複数のプロジェクトや業務を同時並行で進める場合も、効率的に情報を管理できます。
資料の検索や追加も簡単にできるため、ナレッジの蓄積にも役立つでしょう。
タスク・プロジェクト管理を
シンプルにわかりやすく
Jootoはカンバン方式のタスク・プロジェクト管理ツールです。
直感的に使えるレイアウト、親しみやすいシンプルなデザインが特徴です。
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NotebookLMの料金プラン
NotebookLMには、無料版のほかに「NotebookLM in Pro(旧Plus)」と「NotebookLM Enterprise」の2つの有料プランがあり、Enterprise版はGoogle Cloud経由で購入できる法人向けの上位プランです。
無料版のNotebookLMはGoogleアカウントを持つ人であれば誰でも利用できます。
資料のアップロードや質問への回答、要約、レポートの作成など、多くの機能を利用可能です。
NotebookLM in Proを法人で利用する場合は「Google Workspace Standard」プランの一部として利用できます。
無料版とNotebookLM in Proの比較は、以下のとおりです。
| 無料版 | NotebookLM in Pro | |
| 料金(月額) | 0円 | 2,900円 |
| 作成できるノートブックの数 | 100個 | 500個 |
| ノートに取り込める資料の数 | 50個 | 300個 |
| 1日あたりのチャットの回数 | 50回 | 500回 |
| 1日あたりの音声生成回数 | 3回 | 20回 |
Pro版は無料版の上限が拡張され、より多くのノートブックやソースを利用できます。
カスタマイズ性も高く、高度な共有・分析機能を活用可能です。
NotebookLM Enterpriseの価格はライセンスあたり月額9ドルで、法人向けにセキュリティと管理体制が強化されていることが特徴です。
Enterpriseで扱うデータは、Identity and Access Management(IAM)によるアクセス制御やIPアドレスベースの制御など、充実した統制機能によって守られます。
また、ユーザーの役割に応じてアクセス権限を細かく設定できることも特徴です。
NotebookLMの料金プランを選ぶ際のポイント

NotebookLMには無料プランと有料プランがあるため、どのように選べばよいか迷うことがあるかもしれません。
以下のポイントを考慮して適切なプランを選択するとよいでしょう。
- 取り扱う情報量
- 利用形態
- 費用対効果
それぞれについて詳しく解説します。
取り扱う情報量
まずはNotebookLMで取り扱う予定の情報量を把握することが大切です。
無料版でも1日あたり50回のチャットや100個のノートブックの作成ができるため、個人のリサーチに活用するだけであれば、無料版でも十分な可能性があります。
しかし、論文や書籍などの情報量が多い資料を横断して扱いたい場合や、チーム単位で頻繁にやり取りしたい場合などは、無料版だと不便に感じる可能性があるでしょう。
Pro版であれば、1日あたり500回のチャットが可能で、作成できるノートブックの数も大幅に拡張されます。
質問回数やレポート生成の頻度などを予測し、適切なプランを選択することが大切です。
利用形態
NotebookLMをチームで利用するのか個人で利用するのかによって、適切なプランは異なります。
個人利用だけであれば、無料版あるいはPro版で間に合う可能性が高いでしょう。
一方で、部署単位やプロジェクトチーム単位など、複数人での使用を前提としている場合は、アクセス管理のしやすさがポイントとなります。
法人向けの有料プランEnterprise版はアクセス権限や編集権限をユーザーのニーズに合わせて設定することが可能です。
どのようなシーンで誰がNotebookLMを利用するのか、具体的に想定することがポイントです。
費用対効果
有料プランのPro版やEnterprise版は月額費用やライセンスあたりの費用が発生しますが、情報の整理に要する時間を大幅に削減できるため、結果として人件費などの削減につながる可能性があります。
特に、総務や会計、人事などのバックオフィス部門では、複数のデータや規程、マニュアルをもとに業務を遂行する場面が多くあります。
NotebookLMを導入すれば、業務遂行に必要な資料やデータを横断的に分析して利用できるため、業務効率化が実現するでしょう。
タスク・プロジェクト管理を
シンプルにわかりやすく
Jootoはカンバン方式のタスク・プロジェクト管理ツールです。
直感的に使えるレイアウト、親しみやすいシンプルなデザインが特徴です。
まずは無料で体験してみる
NotebookLMのモバイル版アプリとは
2025年にNotebookLMのモバイル版アプリがリリースされました。
モバイル環境に適応したインターフェースとなっているため、移動中や外出先でもNotebookLMを活用して資料の要約や作成ができるようになりました。
モバイル版アプリで利用できる主な機能は、以下のとおりです。
- 資料のアップロード
- ノートブックの作成・編集
- 音声解説の生成およびダウンロード
- バックグラウンド再生
GoogleドキュメントやPDF、テキストファイル、WEB記事など、異なる形式の幅広い情報をそのままアップロードし、アプリ内で編集・管理できます。
音声要約をバックグラウンドで再生できるため、モバイル端末でほかの作業をしながら音声要約を聞くことも可能です。
注意点としては、モバイルアプリ版では一部の編集機能が制限されることです。
「大容量ファイルをアップロードする」「高度なAI機能を利用する」「複数のノートを同時編集する」といった作業をする場合は、WEB版を利用する必要があります。
業務にNotebookLMを活用する際の注意点

NotebookLMは幅広い機能を搭載しており、日常の業務やプロジェクト管理に便利に活用できます。
一方で、以下のような注意点も存在します。
- 機密情報の扱いに注意する必要がある
- 情報がリアルタイムに更新されない
- プロンプトの出し方によって回答の精度に差が生じる
それぞれについて詳しく解説します。
機密情報の扱いに注意する必要がある
NotebookLMにアップロードした資料や作成したノートブックの内容は暗号化されて保護されますが、不正アクセスなどを完全に回避できるとは限りません。
そのため、企業の機密情報を扱う場合には、注意が必要です。
また、ノートブックの内容をチームで共有する場合、アクセス権限や共有設定を誤ると、重要な情報を第三者に不適切に利用される恐れがあります。
ノートブックの管理者を決めてアクセス制御を徹底する必要があります。
情報がリアルタイムに更新されない
NotebookLM上で生成される資料は、ユーザーがアップロードした資料に基づいています。そのため、元の資料であるGoogleドキュメントやテキストファイルを更新しても、NotebookLM上の情報は自動で更新されません。
常に最新の状態を保つためには、情報が更新されるたびに新しいバージョンのファイルを再度アップロードする必要があります。
プロンプトの出し方によって回答の精度に差が生じる
NotebookLMはアップロードした資料の範囲で回答を生成するため、ほかの生成AIと比較して情報の信頼性が高く、ハルシネーションのリスクも低いとされていますが、プロンプトの出し方によっては誤情報が含まれる可能性があります。
曖昧なプロンプトや推論を期待するようなプロンプトの場合、ハルシネーションの発生リスクが高まります。
精度の高い回答を得るためには、NotebookLMの役割を明確にし、具体的な指示を出すことが大切です。
JootoのAI機能を活用して業務効率化を実現しよう

NotebookLMは多様なファイル形式に対応しており、膨大な資料を横断して分析し、要約できる便利なAIツールです。
NotebookLMを業務に活用すれば、情報の収集や分析、要約にかかる手間を削減し、業務効率化が実現するでしょう。
一方で、機密情報の扱いに注意が必要であることや、情報がリアルタイムに更新されないこと、プロンプトの出し方によってはハルシネーション発生のリスクがあることなどの注意点も存在します。
まずは「チーム内の情報共有をスムーズにしたい」「業務やプロジェクトに関する情報を一元管理したい」というニーズがある場合は、Jootoの導入がおすすめです。
Jootoはカンバン方式のタスク・プロジェクト管理ツールです。
プロジェクト管理にAIを活用できる「AIタスク生成β版」機能を装備しています。
専用フォームにプロジェクトの情報を入力するだけで、AIが自動的にタスクの洗い出しや優先順位決めを行います。
入力した情報はCloud上でリアルタイムに同期されるため、常に最新の状態を把握可能です。
Jootoを導入すれば、情報の洗い出しや取りまとめ、管理にかけていた時間をより生産的な時間に充てられるでしょう。
ぜひAIタスク生成機能を搭載したJootoの導入をご検討ください。
よくある質問
NotebookLMについてよくある質問をまとめました。
NotebookLMとは、Googleが提供するAIリサーチツールです。
ChatGPTに代表される一般的な生成AIは、インターネット上の情報を参照して回答を生成しますが、NotebookLMはユーザーが指定したPDFやテキストファイル、Googleドキュメント、WEBサイト、音声ファイルなどの内容に基づいて要点を抽出し、回答を生成します。
Googleアカウントを持つ人であれば基本的な機能を無料で利用できます。
有料プランに加入すると制限が拡張され、さらに便利に利用可能です。
ChatGPTはOpenAI社が開発および提供するAIツールです。
インターネット上の膨大な情報を学習しているため、ユーザーのプロンプトに対して幅広い回答を生成できます。
一般的な質問応答やコード生成、文章生成などの用途に適しています。
これに対してNotebookLMは、ユーザーがアップロードした資料のみをソースとして回答を生成することが特徴です。
論文の要約や会議の文字起こしおよび議事録の作成などの用途に適しています。
NotebookLMは、ユーザーが提供した資料を情報源とし、その範囲のみに基づいて回答を生成します。
原則として、指定した資料以外のことを推論して回答を生成しないため、論文の要約や会議の文字起こしおよび議事録の作成などの用途に適しています。
これに対してGeminiは、ユーザーのプロンプトに対してインターネット上の情報や最新情報を幅広く参照して回答を生成します。
ユーザーが提供するソースだけでなく、学習した知識から回答を推論して生成することが可能なため、アイデアを生み出したり、企画・提案したりといった創造性が求められる業務に活用できます。
無料版のNotebookLMはGoogleアカウントを持つ人であれば誰でも利用でき、資料のアップロードや質問への回答、要約、レポートの作成など、多くの機能を利用可能です。
有料版としては「NotebookLM in Pro(旧Plus)」と「NotebookLM Enterprise」の2つがあり、Pro版は無料版の上限が拡張され、より多くのノートブックやソースを利用できます。
NotebookLM Enterpriseは法人向けにセキュリティと管理体制が強化されていることが特徴です。
Pro版では、作成できるノートブックの上限が500個、1日にできるチャットの回数が500回など、制限が大幅に拡張されます。
ノートに取り込める資料の数も多いため、膨大な量の資料を簡単に読み込むことができ、作業効率が大幅にアップするでしょう。
アクセス権限の制御機能なども強化されるため、セキュリティ面でも安心です。
Enterpriseプランは、大規模な利用を前提とする法人向けプランです。
セキュリティが強化されていることが特徴で、Google Cloudのアクセス制御(IAM)や外部認証プロバイダーとの連携により、情報を安全に管理できます。
データを自社のCloud環境のみに保存できることも大きな特徴です。
NotebookLMは、さまざまなシーンで活用可能です。
具体例は、以下のとおりです。
・会議の文字起こしや議事録の作成
・プロジェクトの情報やナレッジ管理
・市場調査やアンケート調査のまとめと分析
・総務や会計、人事など、バックオフィス部門におけるマニュアルや規程などの文書整理
NotebookLMを使う際の注意点は、以下の3つです。
・機密情報の扱いに注意する必要がある
・情報がリアルタイムに更新されない
・プロンプトの出し方によって回答の精度に差が生じる
2025年にNotebookLMのモバイル版アプリがリリースされ、スマホでも利用できます。
モバイル版アプリで利用できる主な機能は、以下のとおりです。
・資料のアップロード
・ノートブックの作成・編集
・音声解説の生成およびダウンロード
・バックグラウンド再生
NotebookLMで情報を漏洩しないための主な対策は、以下のとおりです。
・アクセス権限を細かく管理する
・機密情報のアップロードを避ける
・社内で情報の扱いに関するガイドラインを定める


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