■料金改定に至った経緯
Jootoは、2014年にスタートしたクラウド型のタスク・プロジェクト管理ツールです。 「誰でも、簡単に、直感的に使えるツール」として、個人のタスク管理から、企業の大規模なプロジェクト管理まで様々なシーンでご利用いただけるのが特徴で、現在15万人以上のユーザー様にご利用いただいています。 昨年7月には、コンセプト・デザイン・機能面において大規模なリニューアルを実施。「今が見える安心感」をコンセプトに掲げ、より多くの人にご利用いただけるサービスになることを目指しました。ところが、リニューアルの結果は私たちが考えていた効果とはかけ離れたものでした。 そこで私たちは、その結果を受け止め、何が間違っていたのか、現実との差異がどこにあるのかについて改めて考えることにしました。そして、お客様の声や利用状況を見直し、いろいろな検証を進めたところ、昨年のリニューアル時には見つけられなかった重要なことに気づいたのです。 一つは、会員の皆様に無料プランの内容をご満足いただけていなかったということ。例えば、Jootoの特徴の一つでもあるガントチャート機能は有料プラン限定だったので、せっかくJootoに興味をもって無料会員にご登録くださってもその機能を試すことができないという問題がありました。 無料会員としてご登録いただいたユーザーがJootoの一部機能しか体験できず、そのままご利用を終了してしまうということは、とても残念な流れでした。 「Jootoを利用してみたい」と思ってくださった全ての人に、スムーズにJootoの利用体験をしていただくことがまず重要であるということに私たちは気づきました。 もう一つは、有料会員の実際のご利用状態が、料金体系と合っていなかったということ。これまでの有料プランの料金体系は、「ユーザー数」「プロジェクト数」「有料プラン限定機能」によって料金がかかっていました。 ところが、有料プランをご利用くださっているユーザーの多くが、各プランの「ユーザー数」「プロジェクト数」「限定機能」の設定と、実際のご利用状況の数が見合っていなかったのです。 この二つの気づきは、リニューアル時には見えていなかった「私たちがよりお客様に寄り添ったサービスになるためには、もっとやるべきことがある」ということを確信させてくれました。そこで改めて、「私たちの使命は何なのか、誰のためのJootoなのか」、「私たちはこの社会でどんな役割を果たしたいのか」について考え直すことにしました。■Jootoが目指す世界
日常生活で、人々が仕事として行っているタスクのほとんどは、何らかのプロジェクトに関するものです。プロジェクトは始まっては終わりを繰り返し、それにかかわる管理者やメンバーは、そのプロジェクトの成功のために日々取り組んでいます。 しかし、全てのプロジェクトを成功させることは難しく、様々な要因により失敗したり、頓挫したり、困難に陥ったりすることがあります。世の中の多くのプロジェクト管理者やメンバーが、そのプロジェクトをどう管理し、どう遂行していけば成功につながるのか、日々頭を抱えているのです。そのような社会の中で私たちJootoは、プロジェクト管理に苦悩する人々にとって「チームの一体感を感じる場」となり、「成功に導く手助け」になりたいと考えました。 Jootoが目指すのは、「プロジェクトサクセス」の世界。 そのためには、さらにプロジェクト管理に特化した機能が必要である―――。私たちは、改めて自分たちの存在意義と使命を確認し、そこにフォーカスすることを決意しました。■新たな料金体系と機能追加
こういった経緯を経て、実施に至った今回の料金改定と機能追加は下記の通りです。 ・新たな料金プラン これまでの無料プランは、参加可能ユーザー2名、プロジェクト数2個、機能制限ありでのご提供でしたが、新しい無料プランでは、最大4名までユーザーの参加が可能、プロジェクト数は無制限、そしてガントチャートなどの全ての機能がご利用可能になりました。 また有料プランに関しては、これまでユーザー数、プロジェクト数そして機能別で料金プランの区分けを行なっていましたが、上限まで使っていない際の余分な費用がかからないよう、ユーザー数に応じたシンプルな課金形態に変更しました。 ・追加機能 料金改定後は新たに、プロジェクト管理に特化した機能として「組織情報」と「ユーザー管理」を追加しました。今後「ファイル管理、カレンダー機能の復活、グループ管理、チームのパフォーマンス管理」機能のリリースも予定しています。■「プロジェクト」を取り巻く環境とJootoのこれから
近年、働き方改革の促進やスタートアップ企業の台頭により、様々な形のプロジェクトが生まれています。プロジェクトが増えると必要になるのが、「プロジェクトを管理する人」。しかし、プロジェクトの管理はとても難しいものです。「プロジェクト管理を満足にできている」「自分のプロジェクトは何も問題なく順調である」という人はとても少なく、多くの人はプロジェクトに関わりながら、プロジェクトが成功するためのよりよい方法を日々悩み模索しています。現代では様々な新しいサービスやツールが誕生し、私たちの生活は一昔前では想像ができないほど便利で快適なものになりました。 しかしながら、一消費者として「このサービスは100点!」「これがあれば他に何もいらない!」というようなサービスやツールに出会うことは中々難しいのが現状です。 けれど私たちは、諦めません。 これからも、今に至る経緯や経験を真摯に受け止めて、改めて「プロジェクトサクセス」の世界の実現に向けて一歩ずつ歩んでいきたいと思っています。 また、今回サービスサイトのリニューアルも同時に行いました。Jootoの特徴や私たちの思いをデザインに込めたサイトとなっていますので、ぜひご覧いただけたら幸いです。Jootoは、より皆様に寄り添ったサービスを目指して、これからも進化し続けて参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。2019年3月4日
株式会社PR TIMES
Jooto事業部 部長 原 悠介
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