社内漫画家のタスクを可視化しモチベーションUP!
ラフ完成まで2時間短縮も

抱えていた課題

チャットツール上で展開される案件を各作家が感覚的に担当決めをしていたため、見合い状態になるなど決定に時間がかかっていた

締切りが見えにくいため、優先順位をつけにくく、期日管理の事故リスクを孕んでいた

案件詳細がチャットツール上にしかなく、過去スレッドを探す手間が発生

解決したこと

Jootoで各自のタスクが視覚化されたことで、社内調整が円滑に。相談もしやすくなり、チームの連帯感が生まれた

担当決めまでの時間や案件確認作業が短縮され、作家が制作業務に集中。依頼からラフ完成までの生産性があがった

案件にかかる時間や納期が共有され、チームのモチベーションが向上。提出時間が2時間短縮できるスピード感に

株式会社フーモアは、ゲームイラストやモーション・3D制作、広告漫画制作、IPとビジネスを掛け合わせた企画・クリエイティブ制作、Webtoon制作など、幅広い事業を展開している。前職での利用経験から同社漫画事業部にJooto導入を推薦し「Jootoは100点満点の満足感」と話す、漫画家兼デザイナーの堺谷 梨紗(さかいや・りさ)さんにお話を伺った。

1万2000名を超えるクリエイターと共に、オーダーメイドの広告漫画を提供

フーモア漫画事業部の作品例

― 御社の事業内容について教えてください。

クライアントの課題や要望を調査・分析して、幅広いエンタメクリエイティブをオーダーメイド提供することでそれを解決します。 弊社には漫画家やイラストレーターなど、1万2000名を超えるクリエイターに登録いただいており、漫画制作、イラスト制作、2Dモーション・3D制作、Webtoon制作、グッズ制作なども行っていますので、クライアントのお悩みに応じて最適なソリューションを提供しています。

― Jootoを導入いただいている、漫画事業部の役割について教えてください。

すべての業界を対象として、クライアントが抱えている課題を解決する手段に広告漫画や、漫画ランディングページ、漫画動画、イラストの提案、制作をしています。広告、販促、集客、採用など様々な課題に対して、最適なクリエイティブを提供しご活用いただいております。

漫画事業部は19人おり、主にJootoを使っているのは私を含めた社内漫画家チームの5人です。社内漫画家チームでは、営業担当から共有されたクライアントの要望に対して、漫画のラフ案(※)を作成するところを担っています。

※ラフ案・・・漫画の完成イメージを伝えるための大まかなスケッチのこと。

作家の担当決めに時間がかかっており、期日管理が不十分で事故リスクも

― Jooto導入前に感じていた課題についてお聞かせください。

営業担当から依頼される案件の確認は、チャットツール上で行っています。Jooto導入前は、誰がどの案件を担当するのか、5人いる作家がそれぞれ依頼スレッドを遡って自ら取っていく流れでした。しかし、誰がどの案件を抱え、どの程度忙しいのかもわからなかったので、作家同士でお見合い状態になり、担当決定までに時間がかかっていました。

また、チャットツール上ですと投稿日順に案件の締切りが来るわけではないので、優先順位がつけにくく、環境としては期日に気がつかず事故に繋がるリスクも十分あったと思います。

さらに、案件着手後もその詳細がチャットツール上にしかないので、過去のスレッドを探すのが毎回の手間となっていました。

― Jooto導入の経緯を教えてください。

案件漏れのリスクや案件管理が感覚的であること、作家の稼働状況が不透明なことがチームの課題となっていた中、私自身が前職で使っていたJootoなら、「この課題を解決するのにぴったりだ」と思い、推薦しました。

前職は税理士事務所と全く畑違いではあるのですが、「案件やタスク管理を効率化して仕事を前に進める」という点はどんな仕事にも共通だと思いましたので、うまくいく自信がありました。

実際にJootoの営業担当者さんに管理したい内容を相談したところ、効率的な使い方の提案をしてくださったので使用シーンのイメージが明確になりました。

優先順位が高い順にプロジェクトボードに管理者が転記。一元化された情報をもとに作家が担当決定

― 具体的にはどのようにお使いいただいていますか?

Jootoでは、主に作家が担当する案件管理とタスク管理に使っています。

まず、私が営業からチャットツールで共有された案件概要をJootoへ転記し、締切りが早い順に上から並べていきます。その後、作家が優先順位を見ながら、自分で担当したい案件を自分のリストに移動。作業が完了したら一番右の完了リストに入れていきます。完了リストは、月次でアーカイブし、過去案件を検索できるようにもしています。

漫画事業部での運用イメージ
漫画事業部での運用イメージ。堺谷様のお話をもとにJootoにて作成。

Jootoでは、資料を添付できるので、ラフ案を作るにあたってのイメージ画像を貼ったり、後日の追加情報があればチャットツールのリンクを貼ったりして、Jooto上に情報を一元化しています。

詳細な進捗は管理していませんが、作家がそれぞれどれくらいの案件を抱えているのかと、Jootoのラベル機能活用し、大まかな進捗状況もわかるようにしています。

案件の可視化で「チームで達成」に向けたモチベーション高い雰囲気が醸成

― Jootoを導入したことで状況は変化しましたか?

まずは、案件数、締切り、対応作家が一目でわかるため、作家の稼働状況を共有でき、社内調整が円滑になりました。多忙な時も、「たくさん業務があって忙しいけど、みんなで達成しよう!」と、チャットツールから個々で案件を選んでいた時より、お互いが助け合って効率よく案件を進める動きが生まれ、チームの連帯感が増しました。作家の得意領域や経験もわかるので相談し合うことも増えました。

また、制作業務以外の細かな業務の手間が省けたり、担当決めまでの時間が短縮されたりしたので、作家が制作業務に集中でき、依頼から納品までのスピードが上がりました。

さらに、案件の進捗状況が全員に共有されることで、チーム内に良い緊張感が生まれ「このタスクならこの時間には仕上げなければ」「納期より早く仕上げてやろう!」というモチベーションの高い雰囲気が醸成されたこともスピードアップの要因です。具体的には、例えば当日の朝に発生した案件の場合、これまで17時頃に上がってきていたものが、15時頃には出来上がるくらいのスピード感になりました。

「100点満点の満足感」 今後は、案件数の増加や組織的な利用に期待

― Jooto導入後、スタッフの方たちはどのような反応でしたか?

導入時には、30分程度の社内説明会を行いましたが、その後困ることもなく、すんなり導入できました。自分のやりたいことが直感的に分かる、見やすいデザインだと思いますので、皆すぐに慣れたのかなと思います。どんな案件が残っているのか、急ぎの案件が何か見えるので「わかりやすい」という声が上がっています。

― 今後、Jootoをどのように使っていきたいとお考えですか?

使い方に関しては、現時点でも100点満点の満足感です。生産性が上がっているので、今後は案件も増やせるようになり、作家のスキルアップに繋がると思います。また、案件が増えればその分管理が大変になり、作家の人数も増えると思いますが、その際にもJootoは活躍してくれるのではないかと期待します。

Jootoの使い方に関しては、一通りの仕組み化ができたと思います。管理者の私にもし社内異動などがあっても、簡単に引き継ぎをできるはず。属人化せず、組織的に利用継続できるのではないかと考えています。

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