株式会社リューケンハイム

導入支援プログラムで担当者負担が大幅削減。
30件超の案件をリアルタイムに管理し、進捗会議の時間は半分に

抱えていた課題

複数ITツールを並行導入する中、フォーマット最適化まで担当者の手が回らなかった。

ホワイトボードでの管理は時間のラグが発生。全体像を把握できず、危機感を感じていた。

月2回の進捗確認会議は3時間にも及び、残業も発生していた。

解決したこと

導入支援プログラムを活用し、担当者負担が大幅軽減。社歴に関わらず誰もが使いやすいプロジェクトボードを作成できた。

30件超の案件をJootoでリアルタイムに管理。全体像が見え、コミュニケーションもJootoに集約。

共有済の内容報告がなくなり会議の質が向上。時間は約半分に、残業はなくなった。

株式会社リューケンハイムは、平成11年創業の長野県佐久市に本社を置く企業だ。地域に根ざした事業を展開し、現在は新築工事だけではなく、リフォーム、エクステリア、不動産に保育園運営など、地域密着で多角的な事業を展開している。

今期のテーマに「DX(デジタルトランスフォーメーション)」を掲げる同社では、タスク管理の効率化にむけてJootoを活用している。導入にあたっては、導入支援プログラムも利用し、Jooto担当者と二人三脚でプロジェクトボードや作業マニュアルを整備した。

代表取締役 高橋典久(たかはし・のりひさ)さんに導入支援プログラムのメリットと、Jooto導入による変化などについてお話を伺った。

 

新築住宅から保育園まで。
長野県東信地区で信頼される工務店

― 御社の特色について教えてください。

弊社は、長野県佐久市、上田市、軽井沢町、長野市など東信地区と呼ばれるエリアを中心に展開している工務店です。デザイン注文住宅の建築が主たる事業となりますが、リフォームやエクステリアの工事から土地探し、不動産、保育園運営まで、お客様の「理想の家づくり」やライフスタイルをワンストップでお手伝いしています。

進捗の全体像が見えず危機感。
安心して使いこなせるJootoを導入

― Jooto導入の経緯を教えてください。

弊社では、今期のテーマを「DX(デジタルトランスフォーメーション)」とし、生産性向上やスムーズな情報共有のために必要なITツールの導入を進めてきました。Jootoは新築工事の進捗管理を主な目的として導入しています。

以前の進捗管理は、本社に設置したホワイトボードにまとめていたのですが、それだと本社勤務以外の担当者はすぐに記入ができませんでした。現場数も増え、担当者本人しか進捗を把握していないという状況が生まれ、全体像が見えないことに危機感を感じ始めました。

そうした状況を脱し、誰でも簡単に進捗報告ができ、全体像を共有可能な仕組みを作るため、タスク管理ツールの導入を検討することになりました。

― Jootoを採用した決め手は何ですか?

実は国内外含めて10個以上のタスク管理ツールを比較検討しました。選定における最初のポイントは、私自身が機能を理解し、使いこなせるかどうかでした。複雑なツールも多く、ここで半分くらいに候補が絞られました。

次に、導入後に不明点が発生したときに解決が簡単そうな、サポートが充実している国産ツールが良かった。
最終的な候補の中でJootoはマイナスポイントもなく、工務店の業務内容に当てはめられると思い、導入に至りました。

導入支援プログラムでプロジェクトボードを
二人三脚で作成

― 導入支援プログラムをご利用いただいています。いいと思うポイントはありますか?

Jootoのほかにも、勤怠管理など、複数ITツールの導入を並行して進めてきました。しかし、これらの選定・導入・運用を、ほぼ総務の担当者が1名で行っているため、とても手が回らない状況。これを手伝ってくれるのは非常に助かりました。

特に、最初のプロジェクトボードのフォーマットを弊社仕様にカスタマイズする工程を支援いただいたのは、ありがたかったです。第三者的な目線で、Jootoの導入支援プログラムの担当者の方が入り、案件管理の方法を整備してくださったことで、自分達では気づかなかった抜け漏れに気づけたり、新入社員にも分かりやすい仕組みにできたりと、ひとつひとつ課題がクリアになっていきました。

社員皆に、迷わず使ってもらうためには、細かい部分も「標準化が必要だ」と気付かされました。

※「導入支援プログラム」は有料のオプションサービスとなります。エンタープライズプランをご契約の場合はプランに含まれております。詳しくは営業担当へお問い合わせくださいませ。「導入支援プログラム」についてはこちらのページでもご紹介しております。

― Jootoを、どのようにお使いいただいていますか?

現在は建築に関わる全ての部署でJootoを活用しています。案件ごとにプロジェクトボードを作成し管理しており、常時30件超のプロジェクトボードが動いていますね。

タスクカードのコメント欄も活用しており、タスクに紐づくコミュニケーションはJootoが中心になってきています。契約書など、必要な書類もJootoにアップロードし共有しています。

また、総務担当者はインポート機能を使いこなし、備品管理にも活用するなど独自の工夫をしてくれています。

Jooto導入で会議時間が大幅削減。
他業務にも広げ一歩進んだ会社へ

― Jootoを導入したことで状況は変化しましたか?

以前は、ホワイトボードでの管理のほか、進捗確認会議を月2回、建築に関わるほとんどの担当者が集まって実施していました。

案件数が多く、会議は3時間ほどかかっていましたが、Jooto導入後は1.5時間ほどに短縮しました。既にJooto上で共有されている内容の報告がなくなったので、口頭説明が必要な重要なポイントだけに集約できました。会議は残業時間にも差し掛かっていたので、残業がなくなったのも嬉しい変化です。

― 今後の展望についてお聞かせください。

今は新築部門のみでJootoを使っていますが、全体像の把握や、会議時間短縮など実際の効果が出ているので、リフォーム部門でも活用しようとの話が上がっています。

いずれは、不動産や保育園などの他事業や、補助金管理や倉庫の在庫管理、土地情報の管理などの周辺業務を含めた全てをJootoで管理していけたらと思います。

弊社は、「世代を超えた地域密着」を目指しています。例えば、住宅を発注してくださったお客様に満足いただき、その家で育った息子さんも我々を指名してくださる、といったことですね。現実にそうしたお話をいただく中で、今後は社内に蓄積される情報が財産になると感じています。

一層ご満足いただける工務店であるため、Jootoでの情報共有はもちろん、ITツールを有効に使い、一歩進んだ会社でありたいと思います。

株式会社リューケンハイム
社名 株式会社リューケンハイム
従業員数 20人
事業内容 一般住宅・アパート・店舗の設計及び施工、リフォーム工事・エクステリア工事・不動産取扱い
URL https://www.ryuken.info/

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