
「ゲスト機能」の活用で50人のクリエイターのタスクを管理
コストを抑えながら知識の共有も実現
抱えていた課題
業務委託のクリエイターが急増。大人数でも簡単に権限付与ができる、タスク管理に特化したツールを探していた
クリエイター同士の横の繋がりがなく、仕事の成果やTipsを共有する手段がなかった
解決したこと
数ヶ月で3人から50人超の体制に拡大するも、「ゲスト機能」の活用でコスパ良くスムーズなタスク管理を実現
「サブメンバー」の権限を付与し、クリエイター同士でタスクを見られるように。動画制作におけるTips共有の場ともなった
株式会社プラント・プラスは、京都に本社を置くコンサルティング会社だ。事業企画立案や店舗プロデュース、動画制作などを得意としている。
同社では、YouTubeチャンネルの運営に伴うタスク管理のためにJootoを導入。コストを抑えながら50人のクリエイターとの連携をスムーズにするため、「ゲスト権限」のライセンス契約を行なった。導入前の課題感や導入後の効果について、同社執行役員 藤野正晃(ふじの・まさあき)さんに、詳しくお話を聞いた。
企画・プロデュースやYouTube動画制作を
強みとするコンサルティング会社
― 株式会社プラント・プラスについて教えてください。
株式会社プラント・プラスは、プロデュース企画を得意とするコンサルティング会社です。具体的には大手小売店を中心としたプロデュースやホテルの開業・集客支援などを手掛けています。YouTubeを軸としたメディアコンテンツ事業も強みで、Jootoは全国にいる業務委託のクリエイターとのコミュニケーションに活用しています。
50人体制のタスク管理に向け、
専用ツールが必要になった
― Jooto導入前は、どんな課題があったのでしょうか?また、Jooto導入を決めたきっかけについて教えてください。
以前は数人でのコミュニケーションだったため、LINEグループやスプレッドシートで運用していました。しかし、クリエイターの人数が増えれば、すぐに機能しなくなることは明白でした。
そこで、大人数でのタスク管理ができるツールを探していた際に、Jootoを見つけました。私自身が過去にかんばん方式のツールを使っていたので、すぐに利用イメージを持つことができ、導入を決めました。
当社は、コアメンバー3人と業務委託で依頼しているクリエイターとの連携で事業を進めています。数ヶ月でクリエイターが急増し、YouTube運営では現在50名ほどの方に協力をいただいています。Jotooの「ゲスト機能」を活用すれば権限付与も簡単で、コストを抑えながらタスク管理ができると、営業担当の方にご提案いただきました。
<ゲストについて>
ゲストとは使用できる機能を限定して使用いただきたいユーザーを招待したいときの枠となります。ライセンスを一つ購入するごとに、ゲストを一人招待できる枠が付与されます。
詳細はこちら
― 具体的に、どのように活用していますか?
管理者権限はコアメンバーの3人のみで運用しています。「ゲスト権限」を60ライセンス分契約し、クリエイターには初回の仕事開始と同時に、「サブメンバー」の権限を付与しています。
「サブメンバー」なら、他のクリエイターのタスクを表示し、タスクの新規作成やリスト間の移動も自身で操作可能です。クリエイター自身がそれぞれタスクを追加し、制作が進むにつれて縦のリストを左から右に進行していくルールにしています。
<サブメンバーについて>
Jootoではプロジェクトごとに権限設定が可能です。「サブメンバー」は、以下の特徴を持ちます。
- 所属しているプロジェクト内の全てのタスクを見られます。
- 期間の設定、担当者の追加、ラベル、チェックリストも編集できません。
- 自分がアサインされていないタスクでもコメントはできます。
その他の権限について、詳細はこちらよりご覧ください。
50人体制のタスク管理がスムーズに
クリエイター同士の知識を共有する場ともなった
― Jooto導入の効果について教えてください。
タスク管理をJootoに一元化するオペレーションを組んだことで、50人のクリエイターとのコミュニケーションも問題なく複数同時進行できています。LINEグループやスプレッドシートでの管理では、無理だったと思います。
クリエイターは全国にいるので、対面でお会いしたことがない方もいて、クリエイター同士も基本的には横の繋がりがありません。それでもJooto上で他の方のタスクを見ることができるので、たとえば再生回数が多かったコンテンツに関するTipsの共有がスムーズです。「知識を共有して全員のスキルを底上げする」というのは私たちのテーマでもあるので、Jootoではそれが実現できていると思います。
また、プロジェクトボードの一番右に置かれたタスクの数は、これまで制作してきた動画の数とイコールとなっています。過去の実績が視覚的にわかりやすいのも良いですね。
ゲスト権限の契約でコスパ良く活用
他事業でも「Jootoの出番」と期待感
― Jootoで気に入っているポイントや便利だと思う機能があれば教えてください。
まずは、当社のスタイルに合わせた「ゲスト権限」のライセンス契約をできたのは嬉しいです。非常にコスパよく活用できていると思います。
操作も分かりやすいですよね。クリエイターにはJootoの運用ルールブックを共有しているだけですが、特に大きなトラブルなく、質問もほとんどありません。Jooto画面を見れば、他の人のタスクを参考にできるので、すぐに使いこなせるのだと思います。
個人的には、好みのカラーに細かくカスタマイズできる点も嬉しいです。「撮影」「編集」「完了」など工程ごとにリストのカラーを決めているので、ぱっと見でタスクがどのような状態かがわかります。微妙な色加減も設定し、たとえば「撮影」の中でもフェーズが進むとちょっと色が濃くなる、といった工夫もしています。
― 今後どのようにJootoを活用していきたいとお考えでしょうか?
社内の別事業でも、Jootoでタスク管理をしていきたいです。新規案件でも、ちょうどタスク管理が必要なフェーズを迎えて、社内からは「Jootoの出番ですね」というコメントもありました。
また現在はガントチャートを使っていないのですが、たとえばホテル開業支援など期限がより重要なプロジェクトにおいては、こちらも活用してみたいと思います。

社名 | 株式会社プラント・プラス |
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従業員数 | 5名(2024年12月現在) |
事業内容 | 店舗プロデュース・コンサルティング事業、コンテンツ事業 |
URL | https://plantplus.co.jp/ |