夫婦経営のタスクも「とりあえずJooto」へ
優先度の可視化でコミュニケーションがストレスフリーに
抱えていた課題
海外発のタスク管理ツールを試したが、うまく活用できなかった
別々にタスク管理をしていたため、進捗共有や優先順位付けがスムーズでなく、ストレスを感じることもあった
情報がバラバラに管理されていたため、必要な資料やメモを探す時間が余計にかかった
解決したこと
日本語ベースでシンプルな機能のJootoは、デジタルツールに慣れていなくても簡単に利用できた
プロジェクトボードを共有することで、仕事の全体感を把握可能になった。冷静な判断ができ、コミュニケーションもスムーズになった
Jootoに情報集約することで資料を探す時間と手間が減った
近藤しろさと牧場は、夫婦共同経営で肉用牛の子牛生産を行う黒毛和種繁殖農家だ。牛飼い未経験の夫婦が縁もゆかりもない土地である茨城県へと移住し、独立。山間地を利用した放牧や、牛の餌となる稲藁を田んぼから回収し、代わりに田んぼへ堆肥を戻す「循環型農業」に挑む中、2021年からは米づくりもスタートした。
今回は、バックオフィス業務を担当する近藤 友香(こんどう ゆか)さんに、具体的なJootoの使い方や導入の効果について詳しくお話を聞いた。
未経験からスタートし、
黒毛和牛の子牛生産と循環型農業に挑戦中
― 近藤しろさと牧場について教えてください。
私たちは、夫婦で黒毛和牛の子牛を生産している農家です。動物が大好きな夫とともに埼玉県から茨城県へと移住し、全くの未経験ながら牛飼いとして独立しました。現在は山間地を利用した放牧や、牛の餌となる稲藁を田んぼから回収し、代わりに田んぼへ堆肥を戻す「循環型農業」に挑戦しています。また2021年からは、あまり量は多くないもののお米づくりもスタートしました。
シンプルで使い勝手の良いJootoは、
デジタルツールに慣れてない人でも利用できる
― Jooto導入のきっかけについてお聞かせください。
農業経営に関する書籍をきっかけに、タスク管理ツールの導入を検討し始めました。最初は書籍で紹介されていたツールを使ってみたのですが、海外のツールということもあり、うまく活用できませんでした。
そこで他のツールを探す中でJootoに辿り着き、実際に触ってみて使い勝手の良さを感じ、本格導入しました。Jootoは2人なら無料で使える点もメリットですが、シンプルな機能と視認性の良いデザインが魅力で、デジタルツールに慣れていない夫も簡単に使えるだろうなと思いました。国産ツールで、サポートなど日本語で対応いただける点も安心でした。
定期業務管理だけでなく、
備忘録としてもJootoを活用
― どのようにJootoを活用していますか?
まずは定期業務管理です。農業に必要なタスクだけでなく、経理・会計、ホームページの更新などのタスクを月次更新のプロジェクトボードに記入して対応漏れがないようにしています。こちらは優先順位別にリストを作成し分別。タスク完了のタイミングで「完了リスト」に移動します。
また、備忘録としても活用しています。農業関連でご指導いただいた際のメモや、忘れてはいけない行政関連の書類ややりとりなど、さまざまな情報を集約しています。写真も貼り付けられるので便利ですね。
タスクの見直しや全体の状況確認はパソコンで行いますが、日毎にやるべきタスクのチェックはスマートフォンアプリで確認することが多いです。
「とりあえずJooto」で
仕事の全体感が共有可能に
コミュニケーションがスムーズになった
― Jooto導入の効果について教えてください。
導入以前は、夫婦で別々にタスク管理をしており、進捗共有や優先順位付けがスムーズではありませんでした。忙しくなった時に相手の状況が見えないことにストレスを感じることが多く、会社員時代よりも感情的なコミュニケーションをとってしまうこともあったと思います。
今は、些細なタスクもとりあえずJootoに入力することにしているので、必要な時に一緒にプロジェクトボードを眺めて、全体タスクの優先順位や進捗を整理できるようになりました。家族経営だからこそ、何を優先的に対応するかを冷静に判断するべきで、そのためにはお互いが持っている仕事を整理しておく必要があるのだなと思いました。
また、重要な情報は基本Jootoに集約しているので、夫からの「アレどこにあるの?」という質問も減らすことができました。Jootoには本当に、助けられていますね。
「Jootoの使用例」もヒントに、
柔軟にプロジェクトボードをカスタマイズ可能
― Jootoのどんなところがよいと思いましたか?
定期業務管理と、備忘録として残しておくためのリストは同じプロジェクトボード内に入れて一覧化しています。使用目的の異なるリストが同じプロジェクトボード内にあると、一見わかりにくいと思われるかもしれませんが、私たちにとっては複数プロジェクトを行き来するよりわかりやすいと感じています。目的や利用者の好みによって、管理方法を柔軟にカスタマイズできるのがいいですね。
使い方については、Jootoへの初回ログイン時にメールでお送りいただいた「Jootoの使用例」からも、たくさんのヒントをいただきました。最近のアップデートでは、タスク自体に「完了」「未完了」のステータス情報を付与できる「完了機能」も便利で助かっています。
社名 | 近藤しろさと牧場 |
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従業員数 | 2名 |
事業内容 | 肉用牛の子牛生産を行う黒毛和種繁殖農家 |
URL | https://www.kondo46310farm.com/ |