Teams連携

2024年2月より、チームコミュニケーションツール「Teams」とJootoはWebhook機能を用いて連携いただけるようになりました。

「タスク追加」や「コメント投稿」など、Jooto上のアクションをTeamsに通知し、チーム全体に行動内容をリアルタイムに共有することが可能です。

従来はユーザーが誰でもプロジェクトごとに外部サービス連携の設定が可能でしたが、情報漏洩等のセキュリティリスクの観点より、組織の管理者のみ各プロジェクトで外部サービス連携を設定できる仕様となります。
また、プラン別にプロジェクト毎のWebhookの設定上限数が下記の通り設定されています。

2024年12月をもって、Teamsの従来の連携方式である「Incoming Webhook」の新規作成は非推奨となりましたので、現在推奨されている「Workflows」を利用した新しい設定方法を以下にてご案内いたします。

Webhook設定上限数の図

JootoとTeamsを連携する(Webhook設定)

1.Workflowsを作成・設定する方法

Teams側で通知を受け取るためのURLを生成します。

a.Teamsにログイン>アプリ> Workflowを選択>追加

Workflowsの作成画面

b.Power Automateへようこそ」の画面>開始する

PowerAutomateの開始画面

c.テンプレートの選択画面>「Webhook要求を受信するとチャネルに投稿する」を選択

※アプリの表示の順番は下記画像と異なる場合があります

Workflowsのテンプレート選択画面

d.フロー名(任意)を入力>次へ

※フロー名例:Jootoからの通知 など

フロー名の設定画面

e.通知先の「Teams Team」と「Teams Channel」をそれぞれ選択>フローの作成

この際、選択できるチャンネルは「標準 -チームの全員がアクセスできます」に設定した物しか選択できません。

フローの設定画面

f.ワークフローが正常に追加されました>URLをコピー>完了

Jootoとの連携を行う際に必要になるため、URLを必ずコピーしておきましょう。

フローのURL表示画面

g.Workflowsのホーム画面に戻る>作成したフローを選択

フローの選択画面

h.詳細画面が表示>左上の「編集」を選択

フローの詳細画面

i.Send each adaptive card>詳細画面にて以下4点を確認>右上の「保存」を選択

4つの設定の確認と変更を行います。

フロー構築画面

・以前の手順から出力を選択
「body.attachments」が選択されているか確認 (triggerBody()?[‘body’][‘attachments’])

Team、Channel
通知先のTeamとChannelが選択されているか確認

・AdaptiveCard
「content」が選択されているか確認

body/recipient
「ブランクになっているか確認。もし「@」が設定されている場合は、削除し空白へ変更


2.JootoとTeamsを連携する

※Jooto組織権限が【管理者】の方のみ操作できます。

a.Teams連携を行いたいJootoのプロジェクトを開く

b.プロジェクト内の「設定」画面>Webhook設定の設定ボタンを選択

Webhook連携ボタン

c.Webhook連携画面で「Webhookを追加」ボタンを選択

Webhook連携画面

d.送信形式で「Teams」を選択の上、「名称」と「Teams WebhookURL」を入力し検証ボタンをクリック

・URLには、1のfでコピーしたURL(下記図参照)を貼り付ける

フローのURL表示画面

・正しく連携されると指定のTeamsチャネルにテスト通知が届きます。届かない場合はWebhook URLに間違いが無いか確認し、同手順を行ってください。

Teams連携画面

e.Teamsに通知したい項目をすべて選択し、追加ボタンをクリック

Teams通知項目選択画面

f.下記の通りWebhook連携画面に追加されたら連携は完了

プロジェクトボード画面に戻り、通知画面で設定した操作を行い、Teamsに通知が届くかご確認ください。

Teams連携完了画面

Teams連携設定を編集/解除する

各プロジェクトの設定内にあるWebhook設定画面にて、設定済みのWebhook設定の編集や削除を行うことができます。一度設定の削除を行った場合、復元できませんので、必要に応じて再度新規追加ください。

編集・削除画面

Teams連携を有効化/無効化する

編集画面にて「有効/無効」を切り替えていただくことによって、設定済みのWebhook設定を削除しなくとも通知の再開・停止をすることができます。

有効:通知する(再開する)
無効:通知を停止

プロジェクト毎のWebhookの設定上限数内で、Webhook設定を有効にできますので、例えば無料プランの場合は設定上限数が「1」ですので、設定済みのWebhook設定を無効にしてから、新規のWebhook設定を追加ください。

Webhookの有効/無効切り替え画面

通知エラーについて

設定されたWebhook URLへの通知が連続して失敗した場合、連携が自動的に無効化(停止)状態になります。無効化が行なわれた際には、組織の管理者宛に連携通知が失敗した旨のメールが送信されますのでWebhook連携の編集画面にてWebhookURLの変更を行ってください。

エラー例
・連携先のチャネル(チャンネル)が存在しない
・URLが正しくない
など

エラー通知メール